簿記のスタート、商売(しょうばい)の基本を知ろう!
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前回までで5つの箱がどれだけ大切なのか?
そして、「仕訳(しわけ)」の基本を知りました。
前回までの記事はこちらからどうぞ
では今回は、簿記のスタートとして、商売の基本を知る、というお話をしますね。
では、実際にあなたが、洋服屋さんを始めたときのことを考えていきましょう。
あなたは洋服屋さん。あなたがまず始めることは?
あなたは、洋服屋さんを始めたばかり。お店の場所も決まってこれから洋服を売ろう!と気合十分です。
でも・・・、お店にはまだ洋服がありません。これでは洋服を売ることはできませんね?
つまり、洋服屋さんであるあなたは、洋服を売る前にまず、「お客様に売るための「洋服」を買わなければいけない」んですね。
このように洋服屋さんが、お客様に売るために買う洋服屋さんのことを簿記では「仕入先(しいれさき)」といいます(簿記ではあまり使いませんが、問屋(とんや)さんとも言います)。
このように、お客様に売るために「洋服」を「仕入先(しいれさき)」から買うことを「仕入(しいれ)」)といいます。
そして、これを「仕入先で買った値段より高く売る」ことで、お店は続けていくことができるんです。このように、お客様に仕入れた洋服を販売し代金をいただくことを「売上(うりあげ)」といいます。また「仕入先」に対してお客様のことを「得意先(とくいさき)」ともいいます。
商売の基本は、「商品を仕入てそれを、お客様に売る」という流れでなりたつことをおぼえておきましょうね。
では、次は、これこの流れを簿記の「仕訳」で考えてみましょう。