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商品を仕入たときの仕訳は?

cardboard-box-147607_1280あなたが、洋服屋さんだとして、商品を仕入(しいれ)たときの仕訳を考えてみましょう。

たとえば、「仕入先(しいれさき)」より、洋服500円を仕入、代金(だいきん)は現金(げんきん)で支払った。といった場合の仕訳を考えてみましょう。

商品を仕入れるということは、売上を上げるために必要な支払になります。なので、5つのボックスでは、「費用(ひよう)」の項目になります。

5つのボックスを確認してみてください。

5box

費用は、5つの箱の左側ですね?なので、仕訳の借方(かりかた)は

借方 貸方
仕入500

となりますね?

では、その洋服はどうやって買ったのでしょうか?

現金500円を支払って買いましたね?

現金は5つの箱のどれになりますか?現金は「もっていてうれしいもの」ですね?

「もっていてうれしいもの」は、「資産(しさん)」になります。

5つの箱で、資産は左側にありますね?ですが、その資産(現金)500円は、仕入をしたことによって、なくなるもの。なくなる場合は、仕訳では反対に書くということでした。

※わからない場合は、以下のリンクでもう一度チェック

簿記の「仕訳(しわけ)」の約束を理解しよう!

なので、仕訳はさきほどの「仕入」についかして、以下のようになります。

借方 貸方
仕入500  現金500

これで、あなたの洋服屋さんは、「仕入先(しいれさき)」より、500円分の洋服を現金の支払いによって仕入れることができました。

あとは、お客様がお店に来るのを待つだけです。

では、次回は、この洋服をお客様に売るときの仕訳を考えてみましょう。