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ファンが出来自然に売り上げがあがる関係づくりのポイント

ビジネスを成功させるためには全体像を考えるということを前回お伝えしました。

→前回のコラムはこちら

今回はその中の顧客との関係づくり(カスタマーリレーション)についてです。

今回はお客様との関係づくりについてお伝えします。

まずは質問です。

あなたは、どのようにお客様との関係を築いていますか?

こう質問されてもピンとこないかもしれませんね・・・。

では、質問を変えますね。

お客様との関係を築く目的ってなんでしょうか?

答えは、

・あなたの言葉に共感してもらい、最終的には商品・サービスを買ってもらうこと。

になりますね。

では、どのように関係を築いていけばよいのでしょうか?

これには4つの視点があり、それぞれについて具体化しなくてはいけません。

関係づくり4つの視点とは?

次の視点がありこれを上から順番に考えなければいけません。

  1. 誰に
  2. 何を
  3. いつ
  4. どうやって

ではひとつづつ簡単に、お話しします。(それぞれの手順については別のコラムでより詳細に解説します

手順1 誰に

まずはじめに誰と関係を築いていくのか?を考えます。

ここであなたが考えるべきことは

「絞る」ことです。

間違っても「すべての人」とはしないことです。

なぜならば、人は価値観、欲求、そして今までの生き方などが個人個人それぞれ違うからです。

そして、そんな違った価値観をもった人すべてが満足するような関係構築をするのは、あなたひとりの力ではとても難しいです…。

なので、ここでは「絞る」ことを考えましょう。

たとえばブログ集客を考えるならば、とくに「絞り込み」をしたほうが、間違いなく成功します。基本的に情報を求めている人は、「自分の求めている情報ではない」とわかると、すぐに違う情報を求めてしまいます。そのためにあなたは、「これはあなたのための情報です」とわかりやすく訴える必要があるんですね。

では、どんなことで絞り込みをしていくか?ということですが、あなたのお客様が特に悩んでいること、頭の中でいつも、もやもやしていることがあったらそれを書き出します。そして、それをあなたが確実に解決できると自信を持って言える商品・サービスがある場合は、そのひとつの悩みに特化したブログの情報発信は非常に良い効果を発揮します。

わたしは、ブログカスタマイズに特化したブログを運営していますが、こちらのブログからお客様となっていただいた方は非常に多いです。「絞り込む」とは、相手にとっては「わかりやすい」ということでもあります。ぜひとも、誰に伝えるかをしっかりと決めるようにしましょう。

実はもっと具体的に絞る方法があります。

それは、こちらをご覧ください

→お客様像を考えるときに活用する「The Empathy Map」

手順2 何を

次は絞った相手に何を伝えるか?

絞った相手ができたら、その相手にどんなことを伝えるのか?を考えます。

伝えるポイントは3つ

・お役立ち情報・・・1で決めた対象者が興味のあることや、悩みを解決できることはなにか?

・証拠・・・あなたの実績やお客様の声(あなたのことは基本的に信じられないので・・・)

・基本情報・・・あなたのプロフィールやサービスの一覧、サービスの詳細ページや価格など

これらをタイトルで書き出してみてください。

箇条書きにまとめるとおそらく50以上、もしくは100、200以上にはなるはずです。

これらをまとめることで伝えるための素材が集まりました。

書く内容がいまいちみつからない・・・というときの対処方法は、「ヤフー知恵袋」や、「NAVERまとめ」サイトがお勧めです。ここであなたの伝えたいキーワードなどを入力すると、たくさんの回答が得られるでしょう。

手順3 いつ

次は伝えるタイミングです。上記の手順で伝えるべき素材が集まったとします。

これらの素材は、相手にどのタイミングで伝えたらよいのでしょうか?

初めて会った人に10万以上の商品を買ってくださいといいますか?

それって、いきなり初対面の人に結婚してくださいって言ってるのと同じです。

これが伝えるタイミングです。では実際にどういったタイミングがあるのでしょうか?

これには、あなたと伝えたい側の新密度によっていくつかのステージがあります。

  1. ・あなたを知らない
  2. ・あなたを知った
  3. ・何かアクションをした(メルマガ登録・サービス購入)
  4. ・悩みがあなたによって解決された
  5. ・あなたのファンになった

上記のステージごとに、手順2で考えた内容をあてはめてみると、どのタイミングで伝えたいことを伝えたらよいかが明確になります。

5番目のステージになると、もうなにを言っても受け入れてもらえます。それこそ、「食事にいったよ!」とか、「映画楽しかった」など、個人的なことでも受け入れてもらえる世界です。でも、1番目のステージでそれを言ったら・・・。どうなるかはお分かりですよね♪

では、1番目のステージではどんなことを伝えたらよいでしょうか?それは、あなたのプロフィール(自己紹介ですね)もありますし、お役立ち情報を伝えていきなり悩みを解決してあげられたら、いっきにあなたの魅力も上がるはずです。

このように伝えることはタイミングを考えて伝えるようにしなくてはいけません。

これが「いつ」ということになります。

手順4 どうやって

最後にどうやって伝えるか?です。

これは、媒体(メディア)のことですね。

ブログ、メルマガ、ホームページ。そして、紙媒体なら広告掲載などがそれにあたります。

ブログやメルマガでの集客を考えている場合は、そもそもターゲットがネットを閲覧する人でないと話になりませんよね?

たとえば、「高齢者の運動をサポートし、健康な体作りを約束します」というような場合。

ターゲットは高齢者であっても、ブログ、メルマガを登録するかどうかはわかりません。そうした場合は、そのお子さんをターゲットにすることになるかもしれませんね。そうなると、親をどのように説得するか?というコンテンツなどが必要になるかもしれませんね。

わたしはアメーバブログをおすすめしていますが、このブログは他のブログサービスにくらべ「にぎわい度」が全然違います。なので、このブログにはあなたが伝えたいと思っている人がたくさんいる可能性がありますし、それをあなた自身から探し出すこともできるんですね。

このように、誰に何をどんなタイミングで伝えるか?を決め、その人たちが「集まる場所」がどこか?を考えることで、あなたと訪問者の関係はより強固になり、いずれあなたの商品サービスを買いたいという人が出てくるんですね。

これら4つの手順は、1日2日ではできません。できませんが、たとえば、朝5時に起きてなにもない静けさの中、頭を働かせてみてはいかがでしょうか?

きっと良い答えが見つかることと思いますよ!